メガネ大学のブログ

メガネかけてますがアホです。かしこくなりたい。

子供の声は騒音か

田舎に住んでいるとあまり実感がわかないのだが、最近ニュースなどでよく聞くのが、保育園の開設計画が近隣住民の反対によって中止に追い込まれるという話題。
反対意見としてよくあげられるのが「子供の声がうるさい」というものである。
待機児童問題を抱えている首都圏や大阪などの大都会では保育士の確保と同時に、保育園の開設というのは喫緊の課題であるが、なかなか簡単に進みそうにはない。

ここでよく議論されるのが「子供の声は騒音なのか?」というものであるが、2歳の子供を抱える自分に言わせてみれば、ハッキリ言って子供の声は騒音であると言える。

まさに読んで字のごとく「騒ぐ音」と書いて騒音だ。

魔の2歳ともいうらしいが、ホントそれ。
現在イヤイヤ期に突入しており、ちょっとでも気に入らないことがあればすぐに大声を出してモノを投げる・テーブルや壁をたたく・ドンドンと足踏みをする。
特にお風呂は地獄だ。
顔に水がかかろうものなら鼓膜が破れるんじゃないかってぐらいの悲鳴をあげ続ける。

これを騒音と言わずして何という。
かわいいわが子でさえ騒音だって思うのに、他人が騒音と思わない訳がない。

未来を担う子供たちの声を騒音と呼ぶのは何事か!って怒る人も多いが、自分には保育園開設反対派の近隣住民の言い分も理解できる。
「騒音である」「騒音ではない」という議論にあまり意味はない。
だって実際うるさいと感じてるんだから。


子供の声はうるさい(と、感じる人もいる)。
ではどうすればよいのか。

まず考えられる方法は、物理的に保育園と地域を分断してしまうこと。

僕は地下に保育園を作ってしまえば良いのではないかと思っている。
地下に保育園を作ってしまえば音が外に漏れることはほぼ無いし、有事の際や災害が起こった時の避難場所としても使える。
実際地上の建物よりも地下室の方が、地震などの災害に強いと言われているらしいので、親としても預け途中に急な地震災害などがあっても安心だ。

ただまあ、法律上の問題とかお金の問題とかあるから実現は難しいよね。たぶん。


もう一つ考えられるのが、保育園と地域のつながりを密接にするということ。
やっぱり子供(というか親)にしても、近隣住民にしても、お互いに全く関係のない他人だと思うから軋轢が生まれるわけで。
普段から密接に関わっていれば当事者意識が生まれてくるし、多少うるさくても我慢しようという気持ちが芽生えてくるのではないかと思う。

共働きで普段忙しくて、休みの日くらいゆっくりしたい。そういう人も多いかもしれないが、我々のような親世代こそ地域のイベントや祭りに参加するとかして、歩み寄っていくことも大事なのかなと思う。


結果的にそうした方が楽になるかもね。

知らんけど。