ムジカ・ピッコリーノが面白すぎて
うちの娘(もうすぐ2歳)はだいたいいつも朝7時半くらいに起きるのですが、土曜日は僕もそれに合わせてそのくらいの時間に一緒に起きます。
だいたいこんな感じで土曜日の朝を迎えているのですが、Eテレの朝の番組の流れが、
7:45 ピタゴラスイッチ
8:00 おかあさんといっしょファミリーコンサート
8:24 パッコロリン
8:25 ムジカ・ピッコリーノ
8:35 おさるのジョージ
こんな感じ。
ちなみにうちの娘はおさるのジョージの大ファン。
娘の中ではアンパンマンとおさるジョージが最強の2トップ。いつも興奮しながら見ています。
そのおさるのジョージの前にムジカ・ピッコリーノって番組があるのですが、これがもう、ともかく面白い。
簡単なあらすじを言いますと、
音楽を失った仮想の世界「ムジカムンド」。そのムジカムンドをさまよう「モンストロ」。モンストロには昔の名曲が閉じ込められており、壊れたモンストロをよみがえらせなければ、世界から音楽は失われたまま。
そして、主人公はモンストロを治療するムジカドクターを目指す少女アリーナ。
アリーナや、ムジカドクターを目指す若者たちが歌や楽器の演奏を通して、壊れたモンストロたちを次々とよみがえらせていく・・・
何を言っているのかよくわからないと思いますが、僕も何言っているのかよくわかりません。
ともかくこの世界観は実際に番組を見てみないとわからないと思います。
主役のアリーナ役を演じる斎藤アリーナさんの歌唱力やギターテクニックもすごいのですが、その脇を固めるメンバーたちも超絶的なテクニックの持ち主たちばかり。
ROLLY、ウルフルズのドラマーのサンコンJr、在日ファンクの浜野謙太、など有名なプロミュージシャンも多数出演しています。
そして紹介する音楽も、民謡・ジャズ・ロック・テクノ・ワールドミュージックなどなど、多岐にわたっており、ともかく何でもアリ。
Eテレの音楽番組ってクラシックみたいなお堅い音楽か、おかあさんといっしょみたいな幼児向けの音楽しか取り扱わないイメージだったので、なかなか新鮮です。
いやしかし、まさかEテレでアイアンメイデンやらダフトパンクやらが聞けるとは思わなんだ。
ムジカムンドの世界観を表現するためのCG演出。そして不朽の名曲を奏でる最高のミュージシャンたち。子供向け番組だからと言って、一切の妥協を許さないその姿勢。
たった10分の番組の中に、スタッフと演者の熱量がパンパンに詰まっている。
こんな「ガチ」の音楽番組が面白くない訳がないのだ。
大人もハマる良番組。
次はどんな名曲を聴かせてくれるのか。