インスタの闇とは
ちょっと前にとあるツイッターユーザーが投稿した写真がちょっとした物議を醸していた。
色とりどりで可愛らしくトッピングされた、いわゆる「インスタ映え」するアイスが食べかけのまま、お店のゴミ箱に捨てられているという写真。
おそらくインスタグラムに投稿するために買ったアイスを、「食べきれない」などといった理由で食べかけのままゴミ箱に捨てたものと見られる。
ネット上では「もったいない」「食べ物を粗末にするな」など否定的な意見がかなり寄せられているようです。
ちなみに昭和生まれの田舎者である僕も大多数のネットユーザーと同じように、この写真を見た瞬間「うわーもったいねー」と正直思ってしまった。
まあ、でもどうなんでしょうね、
実際この件で騒いでるのって、実際のお店の関係者や常連客とかではなく、僕みたいな全く無関係の人間だったりするんですよね。
アイスを購入しなけりゃアイスを捨てることはできないわけで。ってことは一応お店の売上には貢献していますし、彼ら彼女らがインスタに投稿することによって、お店としては更なる売り上げ増が見込めるわけですよね?
またインスタグラマーにも、アイスを食べないことで、「体型維持」・「糖質の過剰摂取の防止」・「ほかの店にハシゴできる」→そんでもって「承認欲求は満たせる」などのメリットがあるわけですよ。
言わばインスタグラマーとこのアイス屋さんはともにWIN-WINの関係にあるんですよね。(お店の人的にはとても悲しい気持ちでしょうが…)
実際に消費を支えているのは、彼ら彼女らインスタグラマーであり無関係の我々はあんまり口を出すべきじゃないんじゃないでしょうか?
「インスタバエ」といった、「いいね」を求めてオシャレスポットに群がり、写真を撮りまくる若者たちを皮肉った言葉も生まれ、なかなか否定的な向きになってきてますけど、あきらかな犯罪行為や迷惑行為以外に対しては、僕はもうほっといてあげたら?と思っています。
言いたくなるけどね。
でもがまん。
このアイスの件だけに留まらず、何にしても、僕のような田舎者のクソ老害が未来ある若者たちを圧迫するようなことはあってはならないし、若者たちにはこのような否定的な意見を払いのけ、叩きのめす気概と感性を持ち続けてもらいたいと思う。
いやしかしもったいないよね。 ←結局言っちゃう老害
食べ物粗末にしたらバチが当たるぞって、親から育てられた世代だからこの感覚はもう抜けないんだろうなー。
ムジカ・ピッコリーノが面白すぎて
うちの娘(もうすぐ2歳)はだいたいいつも朝7時半くらいに起きるのですが、土曜日は僕もそれに合わせてそのくらいの時間に一緒に起きます。
だいたいこんな感じで土曜日の朝を迎えているのですが、Eテレの朝の番組の流れが、
7:45 ピタゴラスイッチ
8:00 おかあさんといっしょファミリーコンサート
8:24 パッコロリン
8:25 ムジカ・ピッコリーノ
8:35 おさるのジョージ
こんな感じ。
ちなみにうちの娘はおさるのジョージの大ファン。
娘の中ではアンパンマンとおさるジョージが最強の2トップ。いつも興奮しながら見ています。
そのおさるのジョージの前にムジカ・ピッコリーノって番組があるのですが、これがもう、ともかく面白い。
簡単なあらすじを言いますと、
音楽を失った仮想の世界「ムジカムンド」。そのムジカムンドをさまよう「モンストロ」。モンストロには昔の名曲が閉じ込められており、壊れたモンストロをよみがえらせなければ、世界から音楽は失われたまま。
そして、主人公はモンストロを治療するムジカドクターを目指す少女アリーナ。
アリーナや、ムジカドクターを目指す若者たちが歌や楽器の演奏を通して、壊れたモンストロたちを次々とよみがえらせていく・・・
何を言っているのかよくわからないと思いますが、僕も何言っているのかよくわかりません。
ともかくこの世界観は実際に番組を見てみないとわからないと思います。
主役のアリーナ役を演じる斎藤アリーナさんの歌唱力やギターテクニックもすごいのですが、その脇を固めるメンバーたちも超絶的なテクニックの持ち主たちばかり。
ROLLY、ウルフルズのドラマーのサンコンJr、在日ファンクの浜野謙太、など有名なプロミュージシャンも多数出演しています。
そして紹介する音楽も、民謡・ジャズ・ロック・テクノ・ワールドミュージックなどなど、多岐にわたっており、ともかく何でもアリ。
Eテレの音楽番組ってクラシックみたいなお堅い音楽か、おかあさんといっしょみたいな幼児向けの音楽しか取り扱わないイメージだったので、なかなか新鮮です。
いやしかし、まさかEテレでアイアンメイデンやらダフトパンクやらが聞けるとは思わなんだ。
ムジカムンドの世界観を表現するためのCG演出。そして不朽の名曲を奏でる最高のミュージシャンたち。子供向け番組だからと言って、一切の妥協を許さないその姿勢。
たった10分の番組の中に、スタッフと演者の熱量がパンパンに詰まっている。
こんな「ガチ」の音楽番組が面白くない訳がないのだ。
大人もハマる良番組。
次はどんな名曲を聴かせてくれるのか。
いちスポーツファンの愚痴
スポーツ観戦が趣味です。
自転車のロードレースやらアメフトやら競馬やら、いろいろと広く浅く見ているのですが、特によく見るのがサッカーと野球です。
野球は福岡に住んでいたころ、友達と一緒に福岡ドームでダイエーホークスの試合を見に行って以来、ホークスのファンとなりました。
そして、現在は僕の現住所である山口県を本拠地に持つJリーグクラブのレノファ山口FCを応援しており、以来レノファの試合を中心に、Jリーグの試合を見ることが増えました。
んで本題。
ほかの人との会話の中で「Jリーグの試合を見ています(しかもJ2の)」と言うと、
「Jリーグみたいなレベルの低い試合見てて何が面白いの?時間の無駄じゃない?」
みたいな反応をされることがごくたまにあります。
うるせえこの野郎!余計なお世話じゃ!
だいたいそういう人に限って野球ファンだったりするわけで。(ド偏見)
野球ファンはいちいちサッカーを貶めないといけない決まりでもあんの?
レベルの低い試合を見るのは時間の無駄!とか言ってる割に、そいつらは高校野球とかは見てたりするんですよね。
おかしくない?
高校野球じゃなくてメジャーの試合を見なさいよ。
そっちの方がレベル高いんだから。
好きな競技は違えど、スポーツを愛する者同士。
仲良くしましょう!
・・・とまでは言わんけど、自分の好きな競技を持ち上げるのに他競技を貶めるのはもうやめません?
へんに敵を増やしてもいいことなんて無いんだから。
てな愚痴。
(大多数の野球ファンのみなさんごめんなさい)
マイホームって必要?
職場で上司や同僚からよく、「そろそろ家は建てないの?」と聞かれます。
そういう時は大抵、「まあ、そうですねwwぼちぼち考えてみますwwドゥフフフww」
みたいな感じではぐらかしているのですが、等の本人はいまいちピンと来ません。
何なんですかね、このいわゆる「マイホーム信仰」ってやつ。
家建てちゃったら(もしくは買っちゃったら)もう一生その土地に縛られて生きていくってことでしょ?
隣が騒音オバサンだったらどうすんの?
怖くないの?
顔見るたびに「引っ越し!引っ越し!さっさと引っ越し!しばくぞ!」って毎日叫ばれたらどうすんの?
賃貸ならホントに引越せばいいだけの話ですしね。
お金の面にしても、家を住宅ローンで購入すると、長期間にわたって、元本と利息を払い続けなければなりません。
収入が下がったり、仕事を首になったり、リフォームやらなんやらで、支出が増えるとローン返済が出来なくなるリスクもあります。
そこまでしてマイホームにこだわる理由とは何なのか。
そもそも僕自身は親が転勤族だったので、いわゆる「ここが僕の地元!」ってところが存在しません。
土地に対する愛着というものも、ゼロではないにしろどうしても希薄。(もちろんその時代時代で楽しかった思い出もあるのですが)
自分自身がそういう人間だからこそ、マイホームを持つことのメリットというものが、現時点であまり想像できないというのもあるのでしょう。
今の土地に住み始めてそろそろ9年になる。
いつかは僕も家が欲しくなる時が来るのでしょうか。
なぜ勉強しないといけないのかについて考えてみた。アホだけど。
もうすぐ2歳になる娘がいます。
好奇心もなかなか旺盛で、理解できる言葉も日に日にちょっとずつ増えてきており、予想以上の成長の速さに驚いてます。
いや、ホントに2年なんてあっという間。これをあと9回繰り返したらもうハタチですよ。おそろしや。
さて、まだまだ気が早いのですが、世の親や教師の方のほとんどが聞かれたことがあるであろう質問、そして私が数年後に恐らく娘から聞かれるであろう質問、
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
について、考えてみることにしました。
娘も私みたいに勉強せずにアホに育ってしまったら困りますもんね!
・・・が
そもそも勉強をしなければならないという決まりなんてどこにもないわけで、この質問自体がもう間違っているんですよね。
だからこの質問に対する問いは、
「勉強をしないといけない決まりなんてものはない」
で終了。
・・・ヤバい!
このままでは娘がアホに育ってしまう!
親が子供に対して伝えないといけないこと。
それは、勉強をすることによって得られるメリットについてではないでしょうか。
そのメリットを十分理解させた上で、勉強をするかしないか決めるのは本人。
親としてやるべきことをやって、そのうえで子供が勉強しないというのであれば、それはもうどうしようもない。諦めよう。
さて、そもそも学校で勉強するということはどういうことなのか。料理に例えて考えてみましょう。
学校では数学、英語、国語、社会、理科などなどいろんな教科を学びますよね。
これはつまり、野菜やら肉やら魚やら卵やらいろんな食材を集めるということ。
いざ、学校を卒業して何の料理を作ろうかな?ってなったとき、集めた食材の多さと豊富さがモノを言うわけですよ。
筑前煮を作りたい!でも手元にあるのはキュウリ一本だけ。
そんな人は酢の物を作るか、漬物を作るぐらいしか選択肢がありません。
もちろんキュウリを極める!って生き方もアリっちゃアリなんですけど、リスクもなかなか多い生きかたではあると思います。
どうせならいろんな料理を楽しみたいですもんね!
自分の娘には、たくさん食材をあつめて楽しい人生を送ってもらいたい。
切にそう願うばかり。